青葉の軌跡を楽しむための心構え
WUGの舞台がある。
初日があげた。
私は運良くチケットがご用意されました。
このペースで行くと1週間に1回は劇場に足を運んでいることになります。
これに行きます。
実は2017年1月だったかな、に「青葉の記録」をやってるんですよ。第一弾。
こっちはBlu-rayが出たので、ディスクで観ました。
当時自分、卒業制作の真っ只中で…
本題。
舞台、初めてって人多いと思います。
アニメを原作とする2.5次元舞台、女性物は多いですけど、男性向けってあまり聞かないですし、今回のWUG舞台はメディアミックスって表現した方がしっくりきますし。
私も最初は舞台とライブの楽しみ方なんてわかりませんでした。
なのでおせっかいながら、自分用のメモとして観劇の心構えを書いておこうかなと。
WUG舞台から、舞台ならではの楽しみ方に触れて欲しいので、ちょっとした心得です。
前日までの準備
体調管理
大事です。風邪とか引いたらマジで元も子もないです。むしろ他の客に感染します。運が悪ければ役者やスタッフにもうつります。
何年か前、インフルエンザで劇場強行したのをTwitterにあげた女性がいて、その翌日に役者が感染して降板した騒ぎがありました。
劇場内って結構乾燥してますから、少しでも体調が悪いなって思ったら回復に努めてください。病み上がりならマスクです。
体臭
コミケとか女性向け2.5によくあるんですが、風呂には必ず入ってください。清潔でいてください。服も臭くないものを選んでください。周りの観客の鼻が歪みます。
当日券欲しさに並び続けてすんごい匂いになる人時々見かけるんですね。
そんな時はデオドラントシートなんかあるといいです。
汗臭くなければいいってもんじゃないです。香水の匂いもほどほどに。
余談なんですけど、僕が学生時代に舞台に立ってた頃、一番前にすっごい香水の匂いが強いお客さんがいたんですね。出番が終わって速攻楽屋に駆け込んでむせてました。
その臭い、舞台まで届いてました。
身だしなみ
普通のお芝居だと、男性はジャケパンと革靴のスマートカジュアルでいることが多いです。僕はセンスがないのと諸々の都合でインフォーマルになりがちです。
しかし、そんなにかしこまらないでいいです。
「長時間座っていても楽な服装」これにつきます。
ライブとは違ってぴょんぴょん飛び跳ねたり立ってたりするわけではないので、座ったまんまです。お腹とかきつい服にしたらキツイです。
ちなみに目安は3時間楽にできたらOKです(実際の上演時間は知りません)。
そんでもって清潔感のある服装であれば大丈夫だと思います。
よく「役者と同じ空間にいる!」とおしゃれに決め込んでくる人がいます。
イケメン系役者が多いとこれです。
しかしながら、役者は演技に必死であなた方の服装なんて一切気にしておりません!きっと!
なので、周りの観客の迷惑にならないようにおしゃれしてください。
観客の服装も立派な空間演出になります。
個人的にはライブTシャツとか単推しTシャツなどでの観劇はあんまりお勧めできません。
ライブパートがあるとはいえ、目的は観劇になりますから、会場のTPOに合わせるべきかと思っています。
観劇はライブイベントではありませんしね。
会場とかのトイレで着替えるのはご法度ですので、普通の服装で普通に楽しんで欲しいです。
あと、あなたの後ろにも観客はいます。
女性の方だと「高い位置でのポニーテール」「お団子」は邪魔になるとよく言われてます。
間違ってもモヒカンとかでこないようにですね。青山一丁目は世紀末ではないです。
帽子も脱いで、観劇です。
舞台は作品に没入して楽しむものです。周りの人が視界に入って集中が出来なくなるような身なりは避けましょう。
※舞台は少し特別な予定、みたいなトコ。あります。なので、いつもと違った着飾りも、実のところはアリかもしれません。オシャレして気分up、しちゃいましょう。(ただ、周りに迷惑にならないぐらいに…)
持ち物
絶対ないといけないものから、あればいいかもなものを書いときます。
その前に、劇場の椅子は映画館に比べてかなり狭いです。
足元にホモランドセル*1置けるか置けないかぐらいの広さです。なので荷物はコンパクトに、遠征組の皆さんは劇場のクロークやコインロッカーに大きい荷物は預けましょう。
※今回、劇場内にクロークはございません。コインロッカーをご利用ください。
青山一丁目駅に3箇所ぐらいあったと思います。
持ち物チェックリスト(便利ではないです)
- チケット…青葉の軌跡、チケ忘れたら入場できませんよ。
- ハンカチ…手に涙握るし、感動の汗を流します。あと、咳とか出そうになったら抑えれます。
- 羽織るもの…空調効きすぎる場合が多いです。女性の方は膝掛けになるぐらいのものを持ってくといいです。
- 目薬・リップクリーム…劇場、空調で乾燥してます。
- オペラグラス…便利です。
- 布製の手提げ袋…物販用。パンフレットとか入れとくといいです。ビニールだと音が気になります。
- メガネ…くっきり見よう
- 物販待機列用のグッズ…雨なり暑さなりの対策です。
- ライブパート用のグッツ…ライブパート以外で絶対使わないでください。
※当日ですが、梅雨入りしてます。
本番当日
開場時間と開演時間
確認してください。
開場時間が、客席場内に入れる時間、
開演時間が、舞台が始まる時間ですから、
大体20~10分前に入る方がいいです。
グッズのトレードは開場時間までに済ませるのがいいです。
開演前アナウンスは役者が担当することも多いですので、しっかり客席で聴いた方が、楽しいです。
劇場内でのルール
基本は、公式HPの注意事項を熟読したのちに、「お約束たいそう*2」を歌ってください。大体そんなもんです。
①前に押し寄せたりしないでね。
押し寄せたり、というか、前かがみにならないでってのが正しいです。
劇場のイスには「正しい座り方」があります。
「背もたれにしっかり肩を付ける」
これ結構難しいんですよね。
集中すると前かがみになっちゃう。
けどそうすると、後ろのお客さんの視界に頭が入りやすくなるんですよ。
ほら、劇場の椅子は段々になってるから。
ちなみに簡単にできる方法があります。
「浅めに腰をかけて、背もたれに背中をつける」方法です。
腰を深く入れすぎると疲れるので、これがいいです。
②危ないことしちゃダメ絶対
やめてください(懇願)
③「スタッフのいうことはちゃんと聞いてね!」
当たり前だよなぁ?
お客様は神様なんかじゃないんで指示に従ってください。
逆に、自分たちで何か困ったことがあれば直ぐに劇場スタッフ(制作)に声をかけてください。
スタッフは開演前・休憩中・終演後はそこらへんにいます。
上演中は場内ドア前にいることが多いです。
「気分が悪くなった!」「なんか無くした!」「タバコ吸いたいんやけど」「先生トイレ!」なんでも聞いてください。それが彼らの仕事です。制作はトイレじゃありません。
(草月ホールの制作さん、何卒よろしくお願いします)
④荷物は邪魔にならないように
えっと、さっきも言った通りです。
椅子の下にぶち込んでください。
⑤周りの人と仲良くね。
周りに迷惑のかからないようマナーを守ってくださいと片山美波さんも言ってます。
ちなみに、場内で座るときに隣の方に挨拶しとくといいです。何かあったときに助け合います。
個人的なやつだと、始まるまで会話楽しんだあと、その後に感想で盛り上がる。
芝居は上演芸術、同じ空間にいるもの同士なので会話はめちゃくちゃ盛り上がります。
ワグナーの輪増やしてってください(
⑥携帯の電源はOFF OFF OFF
時計のアラームもOFF OFF OFF
撮影や録音はNO NO NO
携帯・タブレット・時計など、音や光を発するものは必ず電源を切ってください。
上演の妨げとなります。
光にびっくりしてスタッフが落ち着きを取り乱し全裸で極スマを踊り出します。
嘘です。
マナーモードもダメです。
バイブレーションはかなり響きます。
役者時代に「前説」として場内の注意をアナウンスするのを何回かやったんですけど、その時に遊びで「Hey! siri、今日の東京の天気は」って言ってめちゃくちゃ反応させました。結構武勇伝です。
ポケットに突っ込んでたらSiri出て来ちゃったとかもあります。
なので、電源は必ず切ってください。
写真や録音もマジでNGです。場合によっては警察呼ばれます。
⑦どんなに盛り上がっていても
私語は厳禁です。どんなに盛り上がっていてもです。
静かに見ていてください。
周囲の方の視界を妨げたり、上演中の私語や大声を出す(出演者の名前を呼ぶ等)、身を乗り出して観劇するなど、
過度にご迷惑となるような行為はお止め下さいますよう、お願い申し上げます。
ってことです。家の虎*3とか絶対に放たないでください。
⑧客席場内でのうんめーにゃーは厳禁(お約束たいそう関係ない)
映画館じゃないんでやめてください。
「映画館は良くて演劇はなんでダメなんだよ!」ってのはあると思います。
これは明治時代に行われた日本の西洋化改革が原因で、演劇改革運動で…
割愛します。
これ、ライブハウス以外のライブでも守ってない人多いんですよね。バレてますよ結構。
座席汚れたら元も子もないので、
ちなみにの、ちなみに、
明治座とか赤坂ACTシアターみたいに、ロビーで軽食を販売してるとこもあるんです。
なので、喉が乾いたらロビーへGO!
場内の空気も密閉してますんで、いいリフレッシュになりますよ。
まとめ
- 風邪ひかない
- チケットは忘れない
- 体と服は清潔に
- 3時間座ってても楽な服で
- 注意事項は守る
- 前かがみにならないように
- 観劇は静かに、ライブパートに感動をぶつける。
- 笑うとこは笑う!泣くとこは泣く!
- Twitterでむやみに感想を書かない
こんな感じでしょうか。
拙く横暴な書き方でしたが、思い当たる感じのは書きました。
舞台はお客さんと役者のコンタクトで成り立ってる部分があります。
なので周りを気にしつつ、心は素直にいて下さい。
舞台ってだけでそんな畏まらないで下さい。
芝に居るから芝居、娯楽の一種です。
足りなかったら書き足していきます。
それでは楽しく観劇できるように。